小沢城址公園

小沢城は多摩川に面した多摩丘陵のけわしい地形を生かして造られた山城で、鎌倉時代初期に源頼朝の重臣だった稲毛三郎重成の子、小沢小太郎の居城として使われた。鎌倉道が通る交通の要衝にあるため、鎌倉時代から戦国時代にかけて合戦の舞台となり、新田義貞、北条早雲など名だたる武将ゆかりの古戦場となった。現在も空堀や土塁、物見やぐらなどの跡が残っており、緑地公園として豊かな自然が楽しめるオアシスとなっている。
所在地 川崎市多摩区菅仙谷1-4
交通 JR南武線・京王相模原線稲田堤駅下車、徒歩17分

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