多摩川で鮎の放流が行われました

 5月13日(土)二ヶ領せせらぎ館近くの多摩川で川崎河川漁業協同組合による鮎の放流が行われ、当日は、あいにくの雨でしたが、放流の時は一時的に雨が止み、親子共々楽しく参加しました。
 県内の鮎種苗センターで育った約10gの鮎100kgを放流しました。1年魚の鮎は、多摩川上流の奥多摩や秋川を目指して遡上して、夏を多摩川上流で暮らし30㎝位にまで育ちます。秋に下流に戻り産卵して、一生を終えます。生まれた鮎は羽田まで下り海で越冬します。年が明けて多摩川を遡上し始めます。1日に20万~30万尾が遡上し、5月中旬までに250万尾以上の鮎が遡上したと思われます。多摩川の遡上数は、毎年増えています。
大きくなって戻ってきてくれるのが楽しみです。