多摩区在住の高校生バンド「リユニオン」 オリジナル楽曲『その先へ』でCDデビュー決定

「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀賞受賞ー 不安や葛藤を抱える全ての人に勇気を与えたい ー

 

 

発売日:2022年3月23日(水) 発売場所:タワーレコード グランツリー武蔵小杉店

 

川崎市中原区では、市民ボランティアと協働で実施している音楽とダンスの祭典「In Unity」の特別企画として「カワサキ学生バンドオーディション」を開催しました。この度、同オーディションで最優秀賞を受賞した川崎市多摩区在住の高校生バンド「リユニオン」の楽曲『その先へ』が、タワーレコードグランツリー武蔵小杉店限定で、2022年3月23日(水)よりCDリリースします。

「カワサキ学生バンドオーディション」とは、In Unity (インユニティ)2022実⾏委員会が、コロナ禍で活動が制限されている学生バンドを応援するために企画しました。審査員にはミュージシャンの上里洋志氏なども迎え、計5組のバンドから川崎市多摩区在住の高校生バンド「リユニオン」の楽曲『その先へ』が最優秀賞を受賞し、「In Unity2022」への出演や、CDリリースが決定しました。
「リユニオン」は多摩区在住の神奈川県立麻生総合高校(川崎市麻生区)軽音楽部3年生4人組バンド。コロナ禍において、他校との合同ライブや大会が中止になる中、感染対策を徹底し練習を重ねてきました。
今回の楽曲は、ドラム担当の荒井優知(あらいゆうや)さんが作詞作曲し、将来の進路を決める中で、このまま音楽の道に進むか、進学するべきか、葛藤する中で生まれた楽曲です。荒井さんは、今回の楽曲が、自分の将来に対して不安を抱える人や、一歩踏み出せない人に届いてほしいと願います。
コロナ禍で、多くの人が不安や悩みを抱える今、学生だけでなく多くの人の背中を押してくれる応援歌です。

 

楽曲名『その先へ』
アーティスト名:リユニオン
久壽米木風哉(くすめぎ ふうや) /ベース/川崎市立枡形中学校出身
白井海(しらい かい)/ギター&ボーカル/川崎市立稲田中学校出身
荒井優知(あらい ゆうや)/ドラム/川崎市立枡形中学校出身
波田野拓馬(はたの たくま)/ギター/川崎市立稲田中学校出身

発売日:2022年3月23日(水)
発売場所:タワーレコード グランツリー武蔵小杉店
制作:In Unity実行委員会 https://inunity.jp/

 

カワサキ学生バンドオーディション

In Unity ※ (インユニティ)2022実⾏委員会が、コロナ禍で活動が制限されている学生バンドを応援するために企画しました。
応募条件は市内在住か在学のメンバーが所属する学生バンドでオリジナル楽曲の演奏ができること。審査は実行委員会委員と事務局である中原区役所に加え、ミュージシャンの上里洋志氏が、応募者から投稿された演奏動画を視聴する形で実施。今回は合計5組のバンドから応募がありました。
※In Unityとは…2000年に中原区で誕⽣し、中原区民等により組織される実行委員会と川崎市中原区役所が協働で毎年開催する音楽とダンスの祭典。

最優秀賞の特典
・In Unity2022への出演
・タワーレコード グランツリー武蔵小杉店限定CDの発売

 

  • 最優秀賞特典「In Unity2022」出演(1月23日)

 

「In Unity」は毎年1,000人以上の来場者数を誇るイベントです。今年は入場者を定員の3分の1程度に絞った上で、有観客で開催する予定でしたが、感染症の急拡大を受け急遽配信ライブに切り替えられました。
「リユニオン」にとって、コロナ禍でほとんどライブが出来なかった中での大舞台でしたが、堂々としたパフォーマンスを披露。イベント全体では1400回を超える視聴がありました。

イベント名:In Unity2022
開催日  :2022年1月22日・23日(無観客オンライン配信)
(リユニオンは23日のトリを飾りました)

 

  • 『その先へ』レコーディング(2月)

 

​オリジナル楽曲『その先へ』のレコーディングを高津区のレコーディング専用スタジオ「Studio Certes」で実施しました。

ロックバンド「Half-Life」のギターボーカルで「らせん。」名義でソロ活動も行っている上里洋志氏がディレクションを担当。

プロと同等の環境でのレコーディングを堂々とやり遂げ、
高校生バンドとは思えないクオリティの音源を完成させました。

 
上里洋志氏
上里洋志氏

 

  • CDジャケットについて

 

CDジャケットは幸区にある「studioFLAT」所属アーティストの竹葉聖也氏から作品提供を受けて制作。
パッケージ全体で「メイド・イン・カワサキ」を体現した作品になっています。

 

  • 「リユニオン」インタビュー

 

​「リユニオン」結成の経緯
元々別々のバンドで活動していたのですが、メンバーの脱退などにより、三年生になった時にはバンドが一つも無くなってしまい、これではまずいと思い、残った男子メンバーで結成しました。その時、ドラム2人とギター2人だったのですがドラムだった久壽米木がベースに移り今の形で活動しています。

 

コロナ禍における活動に関して
他校との合同ライブや大会がなくなったこともありました。
先生方や部員全員が感染症対策を行っていたので、活動を続けることができ練習に力を入れることが出来ました。毎回の消毒やマスクをつけて歌うことなどは大変でした。

 

今回の楽曲のテーマ、楽曲に込めた想い
荒井さん(作詞作曲者)
僕は元々、音楽の道に進みたいと考えていたのですが、親に反対されてしまったんです。ですが僕はどうしてもその道に進みたい、だけど親が反対する気持ちもわかる。どうしたらいいのか迷い続けました、この曲はそんな葛藤の中で生まれた曲です。自分と同じ境遇の人に勇気を与えたい、そういう思いを込めました。

 

CD発売が決まった今の想い
自分たちの曲がCDになるだけでなく、タワーレコードに並んで色々な人たちの手に取ってもらえるなんて、この曲を作った当初は想像もしていなかったので、未だに実感が湧かないと同時に初めての事なのでワクワクもしています。
 
どのような人に楽曲を聞いてもらいたいか
多くの人に聴いてもらいたいのですが、この曲は自分の将来に対しての不安や一歩踏み出せない人に勇気を与えたい曲なのでそういった人達に届いてほしいです。
 
バンドを頑張る学生に向けて
コロナ禍で活動が制限されて苦しい思いをしているかと思います。ですが、こんな状況でも、基礎練習や新曲の作成など出来ることは沢山あると思います。思うように出来ない今だからこそ出来ることをひたすらやって、晴れてライブが出来るときには、最高のライブができるように頑張ってください。

 

 

メンバーと活動を支える軽音楽部顧問の先生方
(メンバー 写真左から)
久壽米木風哉(くすめぎ ふうや) さん/ベース/川崎市立枡形中学校出身
白井海(しらい かい)さん/ギター&ボーカル/川崎市立稲田中学校出身
荒井優知(あらい ゆうや)さん/ドラム/川崎市立枡形中学校出身
波田野拓馬(はたの たくま)さん/ギター/川崎市立稲田中学校出身