川崎の南端は科学の最先端 ~かわさき宙と緑の科学館 iCONMワークショップ~
川崎の南端「キングスカイフロント」にあるナノ医療イノベーションセンター(iCONM=アイコン)。iCONMでは、ナノマシンを駆使した先端医療の研究をしています。
このたび、iCONM主催で生田緑地内「かわさき宙と緑の科学館」でワークショップが開催されます。
小学生から大人まで、親子でも参加いただけます。各回事前申込制となります。
日時 | 内容・対象など |
12/19(日) 10時~12時 |
ナノマシンを創造してみよう。 (⼩中学⽣対象) ナノの世界を体感するフィルムを鑑賞し、そこでも描かれたナノマシンについて学習。その後、各⾃⾃由な発想でナノマシンを画⽤紙に描き、発泡スチロールなどからなる部品を組み合わせて⾃分が設計したナノマシンの模型を創る。 定員︓親⼦ 16 組 講師:サエド アバシ(iCONM片岡・喜納ラボ研究員) |
12/19(日) 14時~16時 |
夢を形に︕昔も今も〜川崎の南端は最先端を⽬指す〜(⾼校⽣以上対象) ⼤型船舶が接岸できる港を⼤規模な埋め⽴て⼯事で造成し、加⼯貿易で栄えた川崎市臨海部。鉄鋼、⽯油精製、化学などの新しい産業が勃興し、次々とイノベーションが⽣まれ育ってきた。最近では、⽣命科学や環境科学に関する先端研究も⾏われており、モノづくりの街「川崎」のDNA を受け継いだ多くのベンチャーが誕⽣している。この常に最先端を追い求める臨海部の⼟地柄について述べる。また、参加者との対話により、どのような研究が望まれているかを知り、iCONM の今後の活動の参考にする。 定員︓20 名 講師:岩崎 廣和(iCONM副センター長) |
12/26(日) 10時~12時 |
ナノマシンを創造してみよう。 (⼩中学⽣対象) ナノの世界を体感するフィルムを鑑賞し、そこでも描かれたナノマシンについて学習。その後、各⾃⾃由な発想でナノマシンを画⽤紙に描き、発泡スチロールなどからなる部品を組み合わせて⾃分が設計したナノマシンの模型を創る。 定員︓親⼦ 16 組 講師:山本美里(iCONM管理部 ) |
12/26(日) 14時~16時 |
超⾼齢社会に求められる科学技術 (⾼校⽣以上対象) 近い将来、3 ⼈に 1 ⼈が 65 歳以上となる現実をみつめ、超⾼齢社会が⽣活に及ぼす影響について考える機会を提供する。⾼齢化を⽌めることはできないので、その影響を最⼩化するための科学技術について意⾒交換をする。その内容から社会ニーズと提⾔をまとめ、iCONM の今後の活動の参考にする。 定員︓20 名 講師:島﨑 眞(iCONM COINS研究推進コミュニケーションオフィサー) |
【応募要領】
ワークショップは事前申し込み制です。以下のサイトから応募してください。
11/21 まで受け付けます。応募者多数の場合は抽選で受講者を決定し、11/30 までに参加確定のご連絡をさせていただきます。
https://iconm.kawasaki-net.ne.jp/form/iconmkagakukan/index.html
【お問い合わせ】
公益財団法人川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター
電話044-589-5700
公益財団法⼈川崎市産業振興財団について
産業の空洞化と需要構造の変化に対処する⽬的で、川崎市の 100%出捐により昭和 63 年に設⽴されました。市場開拓、研究開発型企業への脱⽪、それを⽀える技術⼒の養成、⼈材の育成、市場ニーズの把握等をより⾼次に実現するため、川崎市産業振興会館の機能を活⽤し、地域産業情報の交流促進、研究開発機構の創設による技術の⾼度化と企業交流、研修会等による創造性豊かな⼈材の育成、展⽰事業による販路拡⼤等の事業を推進し、地域経済の活性化に寄与しています。
https://www.kawasaki-net.ne.jp/
ナノ医療イノベーションセンターについて
ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)は、キングスカイフロントにおけるライフサイエンス分野の拠点形成の核となる先導的な施設として、川崎市の依頼により、公益財団法⼈川崎市産業振興財団が、事業者兼提案者として国の施策を活⽤し、平成 27 年 4 ⽉より運営を開始しました。有機合成・微細加⼯から前臨床試験までの研究開発を⼀気通貫で⾏うことが可能な最先端の設備と実験機器を備え、産学官・医⼯連携によるオープンイノベーションを推進することを⽬的に設計された、世界でも類を⾒ない⾮常にユニークな研究施設です。
https://iconm.kawasaki-net.ne.jp/
川崎市⻘少年科学館(通称︓かわさき宙と緑の科学館)について
理科教育の充実を図る⽬的で、プラネタリウムを持つ科学館のニーズが⾼まり、1971 年に川崎市⻘少年科学館はオープンしました。今年は創⽴ 50 年を迎えます。1983 年には、⾃然に関する展⽰室や実験室、天体観測室などを備えた本館が完成し、常設展⽰室には「川崎の⼤地のあゆみ」「多摩丘陵の四季」など4つのコーナーが設けられました。2012 年、施設の⽼朽化に伴い、旧プラネタリウム館を建替えて⾃然学習棟に、旧本館を改築して研究管理棟とし、通称「かわさき宙と緑の科学館」として現在の姿となりました。プラネタリウムは、直径 18mの新ドームに川崎市出⾝の世界的プラネタリウムクリエーターである⼤平貴之⽒の開発した世界に1台の最新鋭機、メガスターⅢフュージョンが設置されています。館の屋上には4台の望遠鏡が設置された可動屋根付きの天体観測スペース「アストロテラス」があり、昼間の太陽観察、夜間の天体観測会「星を⾒る⼣べ」が開催されています。
https://www.nature-kawasaki.jp/