「クルト・セリグマンと岡本太郎」展開催中!【令和3年1月24日(日)まで】

10月24日(土)から川崎市岡本太郎美術館で企画展「クルト・セリグマンと岡本太郎」が開催されます。
本展は、岡本太郎の盟友であるクルト・セリグマンの作品を岡本の作品とともに紹介し、岡本芸術の形成過程を探ると共に、両者の友情によって第二次世界大戦後の日本の美術界にもたらされた影響の意義について検証する展覧会です。
1934 年頃のセリグマンの作品と岡本の《空間》《リボン》のシリーズには、暗色の背景に抽象的ながら量感を持ったモチーフを描き出すなど、共通する部分が多く見られます。
特に両者ともに「リボン」をモチーフとした作品は生涯を通じ制作していることから、岡本はセリグマンの影響を濃厚に受けたといえます。
セリグマンによる1930 年代前半の言説にも、岡本が後に提唱することとなる「対極主義」と大きな関係があると考えられます。
多くの方々のご来館をお待ちしております。

【場 所】川崎市岡本太郎美術館(川崎市多摩区枡形7丁目1−5)

【期 間】令和2(2020)年10月24日 (土) ~ 令和3(2021)年01月24日 (日)

【休館日】月曜日(11月23日、1月11日を除く)、11月4日(水)、11月24日(火)、

年末年始12月29日(火)~1月3日(日)、1月12日(火) 他に臨時休館日あり

【時 間】午前9時30分~午後5時 最終入館午後4時30分
【観覧料】一般1,000(800)円、高・大学生・65歳以上800(640)円、中学生以下は無料、( )内は団体料金
【問合せ】川崎市岡本太郎美術館 電話:044-900-9898